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学生がやまなしビジネスプランコンテストに入賞

2009年11月

 小林 正幸さん、畔柳 裕充さんを中心とした園家啓嗣教授研究室の8名および樋川 拓也さんが、「平成21年度やまなしビジネスプランコンテスト」(主催:(財)やまなし産業支援機構)の事業化のアイデアにつながるトライアルプランコースで、それぞれ、最優秀賞、優秀賞及び奨励賞を受賞し、11月21日(土)にアイメッセ山梨において表彰式が行われました。

  最優秀賞を受賞した小林さん(ワイン科学研究センター 大学院修士課程2年生)は、『山梨のブドウ産業を活性化させるためのブドウラボラトリーの設立』で、遺伝子診断法を利用したブドウのウイルス病検査を行うバイオベンチャーの設立を提案しました。
この手法は、安い料金でウイルス病検査ができるため、ブドウ栽培農家は、検査結果に従い栽培方法の見直しや感染の拡大防止などの対策をすることにより、ブドウ品質向上が期待できる点が評価されました。

  優秀賞を受賞した畔柳さん(工学部機械システム工学科4年生)のチームは、『色々な業種の会社が持っている機械装置のメンテナンス』を提案しました。
これは、園家研究室が独自で開発した溶射コーテイング技術を生かし、装置のメンテナンスを行うベンチャー企業を立ち上げ、事業化を目指すもので、この手法により装置の長寿命化によるコストダウンをはかることにより、地域企業の活性化にもつなげられる点が評価されました。

  奨励賞を受賞した樋川さん(工学部コンピュータ・メディア工学科4年生)は、『農家と業者の直接取引支援サービス 地産どっとねっと』をテーマに、農家と地域のレストランや給食センター等がインターネットを利用して農産物を直接取引する新たな流通サービスを提案しました。
この手法は、流通コストの削減を実現すると同時に、農家が積極的に流通へ参加できる点が提案の特徴となっています。

  なお、本学学生が入賞したのは4年連続で、今回、コンテストには県内の大学生、社会人などから13件の応募があり、そのうち6件が入賞。本学学生がトライアルプランの3つの賞を独占しました。

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