機械システム工学科では、人間と機械と情報との係わりを理解し、これらを有機的に関連づけるデザイン能力を備え、自然と社会の繁栄、および人類の幸福・福祉に貢献できるものづくり能力を備えた技術者を養成することを教育理念としています。
そして、本教育理念に沿った能力を備えた人材を育成するために、『機械デザインコース』と『機械情報コース』という二つのコースのどちらかに入学時より分かれ、下に示す各コースの学習・教育目標に沿って教育を行っています。一口に機械工学といっても、その中には多くの分野があり、『機械デザインコース』では「材料と構造」、「運動と振動」、「エネルギーと流れ」そして「設計と生産・管理」という分野を主として学び、『機械情報コース』では「材料と構造」、「運動と振動」、「情報と計測・制御」、「設計と生産・管理」そして「機械とシステム」を主として学びます。

「機械工学の視点から社会の要求に応じることができるデザインとものづくり」について学ぶコースです。「材料と構造」､「運動と振動」､「エネルギーと流れ」､「設計と生産」という機械工学の基盤知識に加え、技術者倫理やコミュニケーション能力なども重視した教育を行います。これらの教育を通して、技術と自然との共生という広い視野を持ち、広く社会で活躍できる技術者の育成を目指します。

※本コースはJABEE認証を受けており、卒業者は自動的にJABEE教育プログラムの修了者となります。

機械工学に関わる基礎及び専門知識を習得し、それらをものづくりに活用する能力の育成を目指します。機械の設計と最適な作動に不可欠な「情報の流れと制御」分野を中心に、機械設計の基礎となる「材料と機械の力学」や、機械設計・製造の中心的課題となる「設計と生産」の各分野のウエイトを高めた教育プログラムを実施。人間と機械と情報の関わりを理解し、「ものづくり能力」を備えた技術者を育成します。

※本コースはJABEEによる教育プログラムに対応しており、現在、認証取得を目指しています。

平成22年度

卒業者数	97
就職者数	48
進学者数	44
その他	5

主な就職先

ＣＡＮＯＮ, MALAYSIA、KONICA MINOLTA, MALAYSIA、SUWAオプトロニクス、アイエイアイ、アイシン・エイ・ダブリュ、朝日電装、アルテクナ、江沼チヱン製作所、オーテックメカニカル、オリオン機械、オリンパスソフトウェアテクノロジー、加藤電器製作所、光彩工芸、コニカミノルタオプトプロダクト、小林製作所、シグマ、シロキ工業、スズキ、鈴木、太平洋精工、東京機械製作所、東芝機械、トヨタ自動車北海道、トヨタテクニカルディベロップメント、中村製作所、ニスカ、ニチコン、日精エー・エス・ビー機械、日本アキュムレータ、日本トレクス、日本電産サンキョー、日本電産トーソク、日立空調SE、日立製作所、富士重工業、三井不動産ビルマネジメント、三菱電機、三菱電機ビルテクノサービス、ユタカ技研、ラウンドワン、静岡県、富士吉田市

進学先

山梨大学大学院、東京農工大学大学院

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