本学部の沿革は、大正13年(1924年)の山梨高等工業学校の設立に端を発し、山梨専門学校を経て、昭和24年(1949年)に山梨大学に包括されて発足しました。昭和40年(1965年)には大学院工学研究科修士課程、平成4年には博士課程(前期課程・後期課程)、平成15年には大学院医学工学総合教育部(修士課程・博士課程)が設置されました。 本学部は、科学技術の進歩、学問の高度化、産業界における技術の多様化、社会の持続可能な発展など、社会的要請に応えられる人材の養成を目指して、機械システム工学科、電気電子システム工学科、コンピュータ・メディア工学科、土木環境工学科、応用化学科、生命工学科、循環システム工学科の7学科において、高度な専門知識と広い一般教養を身につける教育と研究を行っております。 既に約3万人の卒業生が産業界や学界などで広く活躍しています。また、各学科とも学部卒業とともに大学院医学工学総合教育部修士課程に進学する途が開かれています。
広い教養と深い専門知識を身に付け、豊かな想像力と優れた判断力を備えた、将来を担う工学系技術者を養成する教育・研究を行います。
未来世代を思いやるテクノロジー教育
基礎的・専門的学力、論理的な表現力やコミュニケーション能力を修得し、工学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に負っている責任を理解するとともに、問題を発見・解決できる能力を持った人材の養成を目指します。
工学技術者となって社会に貢献しようとする意思を持ち、積極的な学習意欲、基礎的学力、論理的思考力・表現力などを有する人を求めます。
多様化している社会の要請に応えたい人を求めます。
人と環境との調和を考え、電気電子工学の知識・技術を修得して、高機能化社会に貢献したい人を求めます。
情報処理の知識・技術を修得し、現代のコンピューター社会を創造し、支えていくことを目指す人を求めます。
土木工学と環境工学に関する知識・技術を修得し、環境と調和した安全で持続可能な社会基盤を構築したい人を求めます。
化学を基礎とする科学的知識と実験技術を修得し、新素材・高機能物質の開発や、エネルギー・環境等の課題を解決したい意欲的な人を求めます。
化学や生物学を中心とする基礎知識とバイオテクノロジーに関する専門的知識を修得し、食糧、健康等に関する問題の解決を目指す人を求めます。
環境と社会の相互作用について関心を持ち、環境に関する自然科学的及び社会科学的な見方や考え方を学び、持続可能な社会の形成に貢献したい人を求めます。
ワイン科学への興味の強さ、目的意識、理論性、適性等を総合的に評価します。 ワイン科学を広くかつ深く学ぶことを希望し、ワイン製造のスペシャリストとしてワイン産業の発展に貢献しようとする熱意ある人を求めます。