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学部・大学院案内

ワイン科学特別教育プログラム

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高度なワイン科学を修得する6年間のプログラムです。

山梨大学は、工学部と大学院医学工学総合教育部工学領域を責任部局として、平成19年度から、本学が世界に誇れる特色ある研究分野(エネルギー、ワイン)を活かした「クリーンエネルギー特別教育プログラム」および「ワイン科学特別教育プログラム」を新設し、地域社会はもとより産業界等からの人材需要に呼応した高度専門技術者、研究者の養成を行っています。

目的

山梨県は明治時代の日本ワイン創生期からワイン醸造に取り組み、日本ワインの発祥地として常に日本のワイン産業をリードしてきました。山梨大学は、この山梨県に位置し、我が国唯一のワイン科学を専門に研究するワイン科学研究センターを有し、日本のワイン科学の教育と研究の拠点になっています。
山梨大学に新しい教育コースである「ワイン科学特別教育プログラム」を設置し、ワイン科学における高度な専門的知識と技術力を持ち、ワイン製造に対する熱意を有する技術者・研究者を育成します。
ワイン科学とは植物生理学、分子生物学、微生物学、有機化学、官能評価学、薬学・医学などの先端的科学を基礎としたワイン製造のための科学です。

入試試験

  1. ワイン科学特別教育プログラムとして5人を募集・選抜します。
  2. 大学入試センター試験を課し、個別学力検査等は生命工学科が行う試験科目と同じ科目のほか、面接試験を行い、総合的に判定します。
    但し、出願の際は第二志望として生命工学科を併願できます。
  3. 大学院修士課程への進学希望者に対する入学試験は面接試験とします。

カリキュラム

学部段階から修士修了まで、ワイン科学研究センターの教員が生命工学科の教員と協力して教育します。

  1. 学部1〜2年次:多くの教養教育、基礎的科目については、生命工学科の学生と同一内容で履修しますが、教育プログラムの特設科目として、「ワイン科学ゼミ」に参加します。このゼミでは、ワイン科学の最新の研究内容を担当教員から学習し、ワイン科学に対する理解を深めます。
  2. 学部3〜4年次:3年次には、講義として「ワイン科学I」、「同II」を設け、更に「ワイン製造科学実習」を履修します。4年次には、ワイナリーインターンシップにより最新のワイン製造を体験するとともに、ワイン製造現場において解決すべき問題点を把握します。ワイン製造科学実習により、高度の分析技術を習得します。指導教員の指導のもとに、ワイン科学特別研究を行います。この特別研究では、修士論文のテーマ設定に向けた準備研究を行います。
  3. 修士1〜2年次(5〜6年次):ワイン科学の高度な知識を特論(ワイン醸造科学、ブドウ栽培科学、ワイン成分科学、甲州ワイン学など)において習得します。ワイン科学をテーマとした修士論文研究を行います。

卒業要件と修了要件

  1. 学部卒業には124単位の修得を必要とし、卒業論文に替えて、ワイン科学特別研究を必修とします。
  2. 大学院修士課程修了には30単位の修得を必要とし、併せて修士論文が必修です。
  3. 修士1〜2年次(5〜6年次):ワイン科学の高度な知識を特論(ワイン醸造科学、ブドウ栽培科学、ワイン成分科学、甲州ワイン学など)において習得します。ワイン科学をテーマとした修士論文研究を行います
  1. 学部卒業には124単位の修得を必要とし、卒業論文に替えて基礎研究第一、基礎研究第二を必修とします。
  2. 大学院修士課程修了には30単位の修得を必要とし、併せて修士論文が必修です。