HOME
入試・入学案内

Q & A

受験生からのよくある質問集

山梨大学医学工学総合教育部の教育目標、組織、専攻があるのですか。
山梨大学では、学部卒業後の大学院進学に関し様々な学問分野を選べるように工夫しています。修士課程では教育学、看護学、工学以外に医学領域として医科学専攻が設置されています。修士課程では四年制の医学領域、三年制の医学工学融合領域と工学領域が併設され、修士課程修了者は全ての領域への進学が可能で専攻により様々な学位が取得できます。
女生徒ですが、コンクリート工学に興味がありますがどんな内容でしょうか。
また、土木環境工学科では、女子生徒がいますか。

コンクリートは、橋やビルなどの構造物を建設するために最も多く利用されている材料です。日本のように地震の多い国では、地震に強い構造物を建設することが必要であり、大学ではコンクリート構造物を安全に設計するための知識を学びます。また、少ない資源を有効に利用することで、構造物を環境に配慮したものとするためには、建設された構造物を長い期間、安全に使用していくことが重要となります。そこで、コンクリート工学では、コンクリート構造物のメンテナンスに関する知識についても学びます。このほか、本学の卒業研究では、コンクリート構造物を設計し、維持管理していくための最新技術についての研究を行うことができます。

土木環境工学科の女子在籍状況は、建設設計コース(11名)・環境共生コース(6名)と1年次生8名・2年次生6名の計31名です。本学でコンクリート工学を学び、卒業して構造物の設計や建設に関する仕事をしている女性が既に何名もいます。

環境に興味がありますが環境工学について教えてください。
現在、「環境工学」が扱う範囲は多岐に及んでいます。都市計画、住環境、熱環境、大気環境、土壌環境、エネルギー、資源、環境マネジメントetc.と多様です。何れもこれからの人類の持続的な繁栄のためになくてはならない事柄ですが、これらに工学的に取り組み、現実に改善向上を実践するための学問分野です。工学ですから、これら対象となる事柄について基礎科学に取り組むのはもちろん、現実に応用・反映させていくことも重要です。
微生物に関してどのような研究を行っていますか。
「微生物には人間に役に立ついろいろな働きがあります。生命工学科では、新たな機能を持った微生物探索、微生物機能の分子生物学的開発を基盤にして、ファインケミカル、燃料、医薬品、食品関連産業の新展開に結びつく「ものづくりバイオ」研究を行っております。具体的内容は生命工学科のホームページをご覧ください。」
(http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ABF/BT/index.html)
土木環境工学科では、微生物は物質変換能力が高くわれわれにとって魅力的な対象です。例えば、汚染物質を無害・無毒なものに分解したり有用なものに分解したり、有用物質を生産する能力に長けています。山梨大学では、有用な微生物を活用した効率的な環境浄化や物質生産について活発に研究しています。環境浄化分野では、排水処理、廃棄物処理、環境モニタリング、資源生産などの新たな有用技術を構築するために、微生物や遺伝子を扱いながら研究が進められています。
山梨大学工学部では各研究センターがありますが、どんな研究をしているところですか。

・ワイン科学研究センター
山梨県の主要な地場産業であるワイン産業。ワイン科学研究センターは、その産業をサポートするべく設立された、国立大唯一のワイン科学を専門に研究するセンターであり、日本のワイン科学の教育と研究の拠点になっています。ワイン科学とは、植物生理学、分子生物学、微生物学、有機化学、官能評価学などの先端的科学を基礎としたワイン造りのための科学です。工学部の「ワイン科学特別教育プログラム」では、ワイン科学における高度な専門知識と技術力を持ち、ワイン造りに熱意を有するスペシャリストを育成しています。

・クリスタル科学研究センター
センター内の研究部門は、結晶ボンドエンジニアリング研究部門、結晶構造エンジニアリング研究部門の2部門で構成され、無機化学物の単結晶合成や、その組織構造制御を行うことで新機能を発現させ、工学的な利用へ展開するための研究を行っています。サブナノスケールの原子配列制御、ミクロ・ナノスケールの集合組織制御によって革新的な材料の研究開発を行っており、卒業論文(応用科学化、電気電子システム工学科)や、修士かてい(物質・生命工学、自然機能開発、電気電子システム工学の各専攻)、博士課程(機能材料システム工学専攻)の研究・指導も行っています。

・クリーンエネルギー研究センター
省エネルギー、地球環境問題の解決に貢献することを目的に、研究2部門(燃料電池、太陽電池・環境科学)と共同研究部門からなり、工学部応用科学化や自然機能開発専攻(大学院修士課程)所属の学生に対する研究指導にも携わっています。特に高効率・無公害の次世代エネルギーとして、世界規模での研究・開発競争が展開されている燃料電池の分野において、本センターは、我が国を代表する研究拠点となっています。内閣府が推進するリーディングプロジェクト「次世代型燃料電池用の材料開発」、その他を平成15年から5年間受託し、多くの企業と連携しながら研究・開発を活発に進めています。

「JABEE」とききますが、具体的にはどういうことですか。

JABEE(日本技術者認定機構)は、大学等の教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを審査する機関。認定されたプログラムの卒業生は、知識・能力が社会の要求水準に達しているとみなされ、最高ランクの技術者の称号として世界的に通用する「技術士」資格取得の際に、第一次試験が免除されるという大きなメリットが与えられます。
工学部では、機械システム工学科(機会デザインコース)、電気電子システム工学科、コンピュータ・メディア工学科、土木環境工学科はJABEEの認定を受けた学科、コースです。教育プログラムが保障されると同時に卒業生の品質が保証されることになります。

AO入試について希望していますが、受験・実習の方法を知りたい。

《アドミッションオフィス(AO)入試》
AO入試は応用化学科が実施しています。化学に関係する新しい技術の研究や開発に興味を持ち、そのために必要な実験技術の修得と基礎的な学力養成に、誠実、意欲的に取り組む意志のある方、また、化学実験で得られた結果や疑問点を的確にまとめ、新たな問題の解決に積極的に立ち向える方の入学を希望します。大学入試センター試験の受験は必要としません。次のように普通高校と専門高校・総合学科を対象とするAO入試を行います。
・ 普通高校AO入試
第一次選抜では、志望理由書と調査書の内容、目的意識、勉学意欲、論理的思考力などを問う面接の結果と、化学I、物理Iについての基礎的な知識を問う口頭試問の結果を総合して選抜します。第二次選抜では、実験・実習を行い、その結果をまとめ、発表(質疑応答)してもらいます。これらを通して、探求意欲、論理的思考力、コミュニケーション能力などを総合的に判断します。出願後から選抜試験までの期間、必要に応じてAOスタッフが高等学校を訪問し、志願者や高等学校側と面談する機会を設けます。推薦入試の時期よりも早いことから、受験生にとっては受験機会が増えることになります。
・ 専門高校・総合学科AO入試
AOスタッフとの事前面談により、本学科の学生としての適性の有無を確認する機会を設けます。事前面談を受けた方を受験者とし、目的意識、勉学意欲、論理的思考力、高等学校の専門課程で学習した成果などを問う面談の結果、事前面談の結果、および志望理由書の内容について総合的に評価して選抜します。
入試の概要 :
普通高校AO入試の出願期間は(8/27〜9/3)→選考日(10/6)→合格発表(10/12)
専門高校・総合学科AO入試の出願期間は(11/1〜11/7)→選考日(11/17)→合格発表(11/22)
以上のAO入試は2007年度実施状況を示します。

毎年オープンキャンパスはいつごろ開催していますか。

年に2回開催する予定です。第1回は7月下旬から8月上旬、第2回は10月下旬から11月上旬の予定です。なお、第1回のオープンキャンパスは、各学科による入学試験の選抜要項のお話と各学科等・研究室の紹介、見学となります。第2回のオープンキャンパスは、一般選抜(前期日程)の過去問題解説を中心に行ないます。各学科、各研究センターによる個別相談を実施します。詳細につきましては、山梨大学工学部ホームページ等でお知らせします。

フォーミュラについて、全国大会第2位と聞きましたがどんなクラブ活動ですか。

平成18年4月に部を発足しました。
「山梨大学学生フォーミュラ部」として、9月12日〜15日開催された自動車技術会主催「第5回全日本学生フォーミュラ大会」に参加し、初参加ながらルーキー賞第2位とベストWEBサイト賞の努力賞を受賞しました。