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土木環境工学科

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人間と自然が共生する環境づくりを学びます

豊かな社会を形成する社会基盤の整備と環境の保全のために、「土木環境工学」はなくてはならない学問分野です。
社会の安全を守る地域防災技術、経済・社会を支える基盤施設の建設技術は、道路、橋梁、鉄道、トンネル、河川、港湾・人工島、都市開発などに見られるように、目覚ましく発展しています。また、近年は快適な都市空間、安全でおいしい飲み水、自然豊かな河川、節水型社会、リサイクル社会、下水道、汚染汚濁物質の浄化などの生活環境に関わる課題もますます重要度を増しています。今や地球環境の時代を迎え、望ましい物質循環、省資源・省エネルギー、廃棄物管理、地球上の諸生物との共存、環境倫理の構築なども土木環境工学の課題になっています。
こうした社会の課題に取り組むことのできる技術者を養成するために、土木環境工学科では建設設計コースと環境共生コースの2つのコースを設けています。本学科に入学した諸君は、2年次後期にいずれかのコースを選択し、そこで「土木環境工学」を学ぶことになります。
本学科のカリキュラムは、4年間という限られた期間の中で基礎的な科目と応用的な科目をうまく組み合わせています。土木環境工学の共通の基礎を学んだ後に、6つに分けられた土木環境の専門分野から、コースに応じて自分の専門分野を選択し、その高度な専門知識を修得することになります。さらに、他の専門分野にまたがる幅広い素養を身につけることができるように工夫されています。

土木環境工学科

※本コースはJABEE認証を受けており、卒業者は自動的にJABEE教育プログラムの修了者となります。

建設設計コース

土木工学は、人間が社会生活を送っていくうえで必要不可欠な構造物に関わる学問です。各種構造物の計画や設計、施工や維持管理に必要な技術を学問的に体系化しています。本コースでは、構造工学、水工学、土質工学、交通工学、土木材料などに関する授業科目を基本として、環境工学に関連した知識や技術も習得します。環境のわかる土木技術者の養成が主な目的です。

環境共生コース

土木工学のハードを基礎としながら、その環境面に取り組むコースです。都市計画・景観・気象・水資源・上下水道・汚染物質の測定・微生物による汚染浄化・生物資源保護などをテーマに、人間と自然との共存を図る技術を身に付けます。同時に、生活を安全で快適にする技術や、廃棄物を処理する技術も学んでいきます。土木のわかる環境技術者の養成をめざしています。

卒業生の進路

平成22年度

卒業者数 75
就職者数 45
進学者数 28
その他 2

主な就職先

MAXISホールディングス、YSK e-com、あまの、木内建設、グラフィック、サカイオーベックス、サンポー、シーエヌ建設、シーキューブ、ジェイアール東日本ビルテック、大学生活協同組合連合会、大成建設、ダイダン、中央コンサルタンツ、東栄建設、東海旅客鉄道、東鉄工業、中日本ハイウェイ・メンテナンス中央、日本道路、早野組、ピーエス三菱、フジタ、富士通システムソリューションズ、フジヤマ、ボイラ・クレーン安全協会、三井住友建設、名工建設、山梨県民信用組合、ラウンドワン、山梨県、東京都、甲府市、津島市、東御市、新潟市

進学先

山梨大学大学院、筑波大学大学院、名古屋大学大学院、名古屋工業大学大学院