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【学大将プロジェクト】『高専生向け実習プログラム』を実施

2010年08月

 8月に、「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―(通称:学大将プロジェクト)」の一環として、「高専生向け実習プログラム」を実施しました。このプログラムは、高専の本科生や専攻科生に、工学部研究室において5〜10日間の実習プログラムを体験してもらう機会を提供することにより、理数分野に関する優れた資質を持った学生を見出し、大学や大学院への進学意欲を高めてもらうことなどを目的としています。昨年の試行に続く2度目の実施ですが、本年度は工学部全体の取り組みとして規模を拡大して実施しました。

 全国の20高専から39名の学生(本科4年生31名、5年生3名、専攻科1年生5名)が参加し、機械システム工学科、電気電子システム工学科、コンピュータ・メディア工学科、および循環システム工学科の18研究室に分かれて、「車輪型移動ロボットの走行制御とセンサを用いたロボットの自己位置推定」などの最新の研究内容を含む実習や、「コンピュータリバーシの高速化」、「スピーカボックスの作成と音響特性」などの興味深いテーマに関する実習に熱心に取り組みました。

 参加した高専生からは、「この実習を通して、大学とはどのようなところなのかが実際によく分かり、進学意欲が今までよりも増した」、「大学の研究を体験して、高専での勉強では終わりたくない、もっと高度なことに挑戦していきたいと強く思った」などの感想が寄せられました。

■関連サイト:「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―」ホームページ
 http://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

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