４月１３日（火）に、工学部の教育プロジェクトである「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー（学大将）を生む環境作り―（文部科学省の理数学生応援プロジェクトに採択）」の一環として行われている共創学習支援室(愛称：フィロス)のオープニングセレモニーが開催されました。フィロスとは学科の壁を越えて学生が集う学びの場で、物理と数学の専任教員が常駐して学習をサポートします。
　
　昨年度、フィロスはＡ２−１２号室やローソン山梨大学店の情報ライブラリーを間借りする形で開室されていました。今年度からは改装された工業会館２階に「共創学習支援室（フィロス）専用室」を設け、本格的に活動を始めました。そこで、専用室完成記念と新入生への説明会を兼ねて、１３日（火）夜６時より工業会館３階会議室にて「フィロスオープニングセレモニー」を開催しました。このような遅い時間帯の開催でしたが、会場には熱心な学生と教員が集いました。
　
　会は豊木博泰工学部長の挨拶から始まり、その後プロジェクト実施チーム小澤賢司教授から本プロジェクトの説明が行われました。またフィロス専任の岡村直利特任助教から、「フィロスガイダンス」として開室時間や担当教員について説明がありました。更には、昨年度からフィロスを利用している上級生から新入生へフィロスの活用方法についての助言もあり、教員を含めた参加者全員にとって有意義な時間となりました。
　
　会の終了後、参加者は新設された専用室を訪れ、真新しい机や椅子等を見学していきました。会に参加した学生の多くは、翌日から専用室を訪れさっそく自学自習やグループ学習を行っています。学習内容としては、講義で出された課題や実験レポートの作成などを行う学生から、自発的に発展的な課題に取り組む学生まで多岐にわたっているようです。

共創学習支援室（フィロス）情報
開室時間：平日午前１０時から午後８時まで。常駐教員である岡村は午後３時から午後８時まで、西郷は
　　　　　　　午後４時から午後７時まで在室
開室場所：工業会館２階

■資料：「共創学習支援室について」PDF[400kb]

■関連サイト：「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー（学大将）を生む環境作り―」ホームページhttp://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html