2010年03月
3月9日から11日にかけて東京大学・本郷キャンパスで開催された情報処理学会第72回全国大会において、大学院医学工学総合教育部の識名翔さん(コンピュータ・メディア工学専攻修士2年)が学生奨励賞を受賞しました。
この賞は、国内最大の情報系学会である情報処理学会の全国大会において、学生セッションで発表された中から優秀な発表に対して与えられるもので、同学科及び専攻の学生の受賞は8年連続となりました。
識名さんの発表題目は、
複合的タスクのための既存知識の選択規則の学習
情報処理学会創立50周年記念(第72回)全国大会講演論文集,2U-8, 2, pp.239-240,2010年3月.
で、本学医学工学総合研究部の服部元信准教授との共同研究です。この研究では、小型移動ロボットが基礎的な知識を組み合わせて新しい知識を獲得し、より複雑な環境に自律的に適応していく方法を提案しました。その優れた研究成果に加え、分かりやすい発表、的確な質疑応答が総合的に高く評価され、今回の受賞となりました。
関連サイト:コンピュータ・メディア工学科HP