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Pulpan研究員がBest Poster Awardを受賞

2009年12月

 Petr Pulpan研究員(工学部応用化学科/和田智志教授研究室所属)が、11月8日から11日に韓国で開催された国際会議International Workshop on Piezoelectric Materials and Applications & International Symposium on Electronicsにおいて、IWPMA & ISE 2009 Best Poster Awardを受賞しました。

 受賞タイトルは、「Microstructure Control of Grain-oriented Barium Titanate Ceramics and Their Piezoelectric Properties(チタン酸バリウム配向セラミックスの作製とその圧電特性)」です。
 これは、環境問題の観点から、現在の鉛系圧電材料よりも性能の高い新規非鉛系圧電材料の開発が急務となっているなか、高い圧電定数を持つ非180°ドメイン壁に着目し、化学組成を固定した状態でドメイン壁密度を向上させ、かつドメイン壁を結晶中に固定化させることで、環境に優しい高性能圧電材料の開発を提案したものです。
 なお、同賞は、優れたポスター発表に対して与えられるもので、今回、10件が受賞しています。

 同氏は、「山梨大学でこのようなすばらしい賞を受けられるような良い結果を得られて光栄です。今後もこの賞に恥じないように精進していきたいと思います。」と話しています。

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